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インプラントは痛い?術中・術後の痛みと最新の麻酔法を解説

インプラントは痛い?術中・術後の痛みと最新の麻酔法を解説

「インプラントって、手術するんだから相当痛いのでは?」と不安に感じる方は多いです。

結論から言えば、術中は局所麻酔が効いているため痛みはほぼありません。術後の痛みも2〜3日がピークで、処方される鎮痛剤(ロキソニンなど)で十分コントロールできます。抜歯と同程度か、それ以下の痛みだったと回答する患者が大半です。

本記事では、インプラント治療の「いつ・どこが・どのくらい痛いのか」を時系列で解説します。さらに、痛みに弱い方向けの最新麻酔法(静脈内鎮静法)や、痛みを軽減するためのセルフケアも紹介します。

術中の痛み:局所麻酔で「ほぼ無痛」

基本は局所麻酔(歯科用の注射麻酔)

インプラント手術では、虫歯治療と同じ局所麻酔(リドカインやアーティカインなど)を使用します。歯茎と骨にしっかり麻酔が効いた状態で手術するため、ドリルで骨に穴を開ける際も痛みは感じません

麻酔の注射自体の痛みが気になる方もいますが、現在は以下の工夫で注射の痛みも最小限に抑えられています。

  • 表面麻酔:注射前にジェル状の麻酔薬を歯茎に塗り、針の刺入時の痛みを軽減する
  • 極細針(33G):従来より細い注射針を使い、刺す瞬間の痛みを減らす
  • 電動注射器:麻酔液をゆっくり一定速度で注入し、圧力による痛みを防ぐ

手術時間は1本あたり30分〜1時間

手術時間が短いほど体への負担は少なくなります。1本のインプラント埋入であれば、切開からインプラント体の埋入、縫合まで30分〜1時間程度が一般的です。

骨造成(GBR法やサイナスリフト)を同時に行う場合は1.5〜2時間かかるケースもありますが、途中で麻酔を追加するため痛みが出る心配はありません。


術後の痛み:ピークは2〜3日、1週間でほぼ消失

インプラント手術後の痛み・腫れの経過

術後の痛みの経過(タイムライン)

経過日数痛みの程度状態
手術当日麻酔が切れると鈍痛鎮痛剤で対応可能
1〜3日目ピーク(鈍い痛み・腫れ)ロキソニン等で管理
4〜7日目徐々に軽減日常生活に支障なし
1〜2週間後ほぼ消失抜糸のタイミング
1か月後完全に消失通常の食事が可能

痛みの程度は「抜歯と同じかそれ以下」

多くの歯科医師が「親知らずの抜歯と同等か、むしろ軽い」と説明しています。理由は、インプラント手術は骨に穴を開けますが、歯根膜(歯と骨をつなぐ組織)を引き抜く抜歯より炎症反応が少ないためです。

ただし、以下の場合は痛みが強くなる傾向があります。

  • 骨造成手術を同時に行った場合
  • 複数本を同時に埋入した場合
  • 手術時間が2時間を超えた場合

痛みに弱い方向け:静脈内鎮静法(セデーション)

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法は、点滴から鎮静薬(ミダゾラムやプロポフォールなど)を投与し、半分眠ったようなリラックス状態で手術を受けられる麻酔法です。全身麻酔とは異なり、自発呼吸は維持され、呼びかけに応答できます。

静脈内鎮静法のメリット・デメリット

項目内容
メリット恐怖心・不安感がほぼなくなる。手術中の記憶がほとんど残らない
デメリット追加費用(3万〜10万円程度)がかかる。術後2〜3時間は車の運転不可
対象者歯科恐怖症の方、嘔吐反射が強い方、長時間の手術を受ける方

静脈内鎮静法を使えるか確認する方法

すべての歯科医院で実施できるわけではありません。麻酔科医または歯科麻酔専門医が在籍(または外部から招聘)していることが条件です。カウンセリング時に「静脈内鎮静法は使えますか?」と確認してください。


術後の痛みを軽減する6つのセルフケア

処方薬の服用に加えて、以下のセルフケアで術後の痛みと腫れを最小限に抑えられます。

1. 処方された鎮痛剤を「痛くなる前」に飲む

麻酔が切れてから痛みが出る前に、早めに鎮痛剤を服用してください。痛みが強くなってから飲むと、効き始めるまでの30分〜1時間が辛くなります。

2. 手術当日は安静にする

激しい運動、長時間の入浴、飲酒は血行を促進し、出血や腫れを悪化させます。手術当日はシャワー程度にとどめ、安静に過ごしてください。

3. 患部を冷やす(ただし冷やしすぎに注意)

術後24時間以内は、頬の外側から氷嚢やアイスパックで10分冷やし10分休むサイクルで冷却すると腫れが軽減します。ただし、48時間以降は温めた方が回復を促進します。

4. 柔らかい食事を取る

術後1週間程度は、おかゆ・スープ・豆腐・ヨーグルトなどの柔らかい食事を心がけてください。硬いものを噛むと傷口に負担がかかります。

5. うがい・歯磨きは慎重に

術後24時間は強いうがいを避けてください。血餅(けっぺい=傷口を塞ぐかさぶたのようなもの)が剥がれ、治りが遅くなります。歯磨きは傷口を避けて丁寧に行いましょう。

6. 禁煙する

喫煙は血管を収縮させ、傷口への血流を減少させます。インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)を阻害するため、少なくとも手術前後2週間は禁煙が推奨されます。


痛みが長引く場合に考えられる原因

術後1〜2週間を過ぎても痛みが続く場合は、以下の原因が考えられます。我慢せず、早めに歯科医院を受診してください。

  • 感染(術後感染症):傷口から細菌が侵入し、化膿や発熱を引き起こす。抗生物質の追加処方で対応
  • インプラント体の初期不安定:骨との結合がうまくいかず、微細な動揺がある。経過観察または再手術
  • 神経損傷(下顎の場合):下歯槽神経への圧迫により、唇や顎に痺れや感覚麻痺が出る。多くは一時的だが、持続する場合は精密検査が必要
  • 噛み合わせの不良:仮歯の高さが合っていない場合、噛むたびに痛みが生じる。歯科医院で調整可能

よくある質問(FAQ)

Q. インプラント手術の痛みは抜歯と比べてどうですか?

ほとんどの患者が「親知らずの抜歯と同じか、それ以下」と回答しています。骨にドリルで穴を開けるため怖く感じますが、局所麻酔が十分に効いているため術中の痛みはありません。

Q. 全身麻酔でインプラント手術はできますか?

可能ですが、対応できるのは大学病院や全身麻酔設備を持つ一部の歯科医院に限られます。通常は局所麻酔+静脈内鎮静法で十分対応できます。

Q. 鎮痛剤はどのくらいの期間飲む必要がありますか?

一般的には3〜5日分が処方されます。多くの場合、3日目以降は鎮痛剤なしで過ごせるようになります。

Q. 2本同時に埋入すると、1本のときより痛いですか?

手術範囲が広がるため、腫れや痛みはやや強くなる傾向があります。ただし、鎮痛剤で管理できるレベルであり、2本同時に行うことで通院回数と治療期間を短縮できるメリットもあります。

Q. 術後にズキズキする痛みが出たらどうすればいいですか?

まず処方された鎮痛剤を服用してください。38度以上の発熱、膿が出る、痛みが1週間経っても増している場合は、感染の可能性があるため速やかに歯科医院に連絡してください。


まとめ

インプラント治療の痛みについて、時系列でまとめました。

  • 術中:局所麻酔で無痛。注射の痛みも表面麻酔+極細針で最小限
  • 術後:2〜3日がピーク、1週間でほぼ消失。抜歯と同程度
  • 痛みに弱い方:静脈内鎮静法(+3万〜10万円)でリラックスして手術可能
  • セルフケア:鎮痛剤の早め服用、安静、冷却、柔らかい食事が有効

痛みへの不安が治療をためらう最大の理由である一方、実際に治療を受けた方の多くが「思ったほど痛くなかった」と感じています。まずは無料カウンセリングで、ご自身のケースでの痛み対策を具体的に相談してみてください。

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免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療上の助言を行うものではありません。痛みの感じ方には個人差があり、本記事の内容がすべての方に当てはまるわけではありません。インプラント治療は保険適用外の自由診療であり、外科手術を伴うため術後に痛み・腫れ・内出血が生じる可能性があります。具体的な治療計画については、歯科医院で直接ご相談ください。

2026年3月12日時点の情報に基づいています。

〈調査概要〉
本記事中の費用データは、2026年3月12日時点でGoogle検索「インプラント 費用」関連キーワードにより上位表示された歯科医院30院(うち具体的料金を掲載している25院)のWebサイト掲載情報をもとに作成しています(かがやきインプラント編集部調べ)。費用は口腔状態・使用メーカー・地域・骨造成の有無等により大きく異なります。上記はあくまで調査時点の参考情報であり、最新の正確な費用は各歯科医院へ直接お問い合わせください。

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